「HA10mini CASE-SET」発売です!
どうもお久しぶりです。久々の更新となります今回のブログですが、当店Webショップで大人気の「HA10mini PCB」のケース「「HA10mini CASE-SET」が遂に発売されました。
特徴としては、電池アクセスを工具無しで交換できる点と10Φ×16mmのコンデンサーまで使用できる仕様になっている部分になります。
今回は、発売されましたこちらのケースの組み立て手順について紹介していきたいと思いますので、最後までお付き合いの方、宜しくお願い致します。(記事内の写真をクリックすると大きな画像で表示されますので、合わせてご覧下さい。)
まずは、内容物の紹介です。
こちらがケースセットに付属する内容物になります。I/O基板のパーツセットとケース用部材の2つにそれぞれ別れています。
付属のマニュアルにて全ての部品があるかを確認して下さい。
I/O基板部の組立て
まず、最初にI/O部の製作になります。基盤に必要な部品を半田付けしていって下さい。尚、半田付けした際に「半田面より出ているリードを出来るだけ短くカット」する事を忘れないようにしてください。次にLEDを写真のように曲げて取り付けていきます。
ケースの下に基板保護シート(黒い合皮のシート)を引いた状態で、上手くケースのフロントの穴に合うようにLEDを調整してください。
位置を合わせる際に、LEDの片側の足のみを半田付けし高さ調整を行うとスムーズに作業できます。また、LED用のチップ抵抗は非常に細かいので紛失しないように注意して下さい。
フロントのパネル穴にLEDが正しく位置あわせできたかどうかを確認してください。穴位置があうと写真のような形になります。
LEDが出っ張りすぎたと感じた場合、LEDを指で少し押して出る高さを調整して下さい。
LEDのリード足を基板にシッカリと半田付けして下さい。
リンセイ銅板の固定。(既に取り付けている方は、この作業が不要です。)
電池の電極として使用する電極版をI/O基板に半田にて固定します。(リンセイ銅板の下3~4mm位の部分をラジオペンチにてシッカリと固定しながら直角に近い形で曲げて半田付けするのがオススメです。)
同じ要領で、メイン基板のリンセイ銅板を半田にて固定します。
写真のような感じで、リンセイ銅板が取り付けられればこの工程は終了になります。
※尚、リンセイ銅板が蓋をした際に蓋に接触しないようにして下さい。少ししならせたり曲げ加工をする事で、回避する事が可能です。
ケースへの組み込み。
基板を組み上げ、ケースにセットしたら付属のイモネジ(3Φ×15mm)で、ケースに基板が固定されるまで、ネジを締めていきます。(ネジは六角の1.5mmというサイズのものになります。当KITには付属していません。)尚、ネジを締めすぎると基板のコネクター部を痛めてしまうので、軽く振ってみてフロントのジャックがずれない程度にする事がオススメです。
単3電池を2本、基板にある極性の通りにセットした上で電池がリンセイ銅板の電極に正しく接触するように調整していきます。調整が上手くいくとSWを入れた際にLEDがキチンと点灯します。
使用されているコンデンサーの高さが「15mm以上のもの」をご使用の場合、上面基板用固定シートを1cm程切る必要があります。(そうでない方は、そのまま御使用になれます。)
蓋に上面基板用固定シートを上手くはるには、まずケース側に固定シートをキチンとセットした上で、先ほどの背面に取り付けたイモネジを外し、固定シートの両面テープの紙を剥がします。
蓋とケースを正しくセットしたら、写真のように手で少し押さえてテープを固定します。
蓋を外して、キチンと固定されてるかを確認してください。
最後に先ほど外したイモネジを、もう一度固定してください。。
最後に。
・電池の交換を行っていくうちにリンセイ銅板が曲がり接触が悪くなる事があります。その際は誠にお手数ですが電極板の調整を行ってください。
・ケースに取り付けたイモネジを専用のネジ止剤等で固定する事をオススメします。
・フロントのボリュームを付属のナットにて軽く固定することでズレを緩和させる事が出来ます。