ビスパなブログ

当社取扱の「はんだ」についての紹介です。

2016年09月09日(金) 10時57分
当社では、お客様用に「少量のはんだ各種」を発売させて頂いております。御好評を頂いておりますコチラの製品群ですが、新製品も新たにラインUPとして加わり、同時にお客様よりお問い合わせを頂いております「製品の特徴」について、今回は紹介させて頂きたいと思います。

各ハンダの特徴について。

下記に各はんだの特徴についてまとめてみました。ご参考になれば幸いです。

●「多用途鉛入りはんだ-0.6~0.8Φ(千住金属社「TSURU-22(F2)」)」(☆)
電子基板用途からケーブル製造用途まで、多岐に渡り使用できる有鉛はんだです。当社製造の商品にも多く採用されています。フラックスに「JIS Z 3283 Class-A」タイプが採用されています。

幅広い用途に使用できる、多用途向けで汎用性の高い半田になります。

●「千住スパークル銀入ハンダ-0.3Φ」(在庫のみ)
面実装部品全般に最適なハンダです。実装面積が小さく、強度を必要とするコネクターやプラグのハンダ付けに適しています。銀が含有されているので、実装パーツの金属喰われを低減させる事が可能です。

半田実装面積が小さく、強度を要求されるような場所に最適な半田です。

●「BSP-SOL-SCPBF-0.8(鉛フリー、ビンテージハンダ)」(在庫のみ)
硬度と導電性能に優れた特色を持つ鉛フリー半田です。低フラックス品なので、フラックスの影響が懸念される用途に最適です。当社製品でも採用されています。

「低フラックス鉛フリーハンダ」という事で、半田ごての作業温度が高く半田作業に慣れた方にオススメです。

●「SAC3-SCRPBF-18SWG(鉛フリーハンダ、音響ケーブル用)」(在庫のみ)
銅線や銀及び錫メッキ線及びプラグのハンダ付けに特化されて製造されています。
張力強度に優れた特徴があります。当社製品でも採用されています。

特殊メッキのケーブルやコネクターにも対応できる、ケーブル製作用に特化したハンダになります。

●「MTS-FL01RMAZ-0.6~0.8(鉛フリーはんだ)」(☆)
MIL規格(RMA)タイプのフラックス採用で、伸びや濡れ製に優れたはんだです。最新のフラックス採用により、透明度が高く残渣が焦げ難いので仕上がりが綺麗です。作業後、変質し難い特徴があります。当社製品でも採用予定の最新のはんだです。

多用途に使用できる鉛フリーはんだになっており、有鉛品種との置き換えにも最適なはんだです。

●「銅・銀入RMA(AA)準拠鉛フリーはんだ-0.6φ」(千住金属社 / 新規取扱 / ☆)
実作業時の温度幅が広く、熱作業時間に対する変質が非常に少ない特徴があります。高信頼フラックス(RMA-AAタイプ)採用により、耐久性が高く残渣が焦げ難いので電子工作からケーブル結線用途まで幅広く御利用いただけます。また作業後は変質し難い特徴があり、多くの大手メーカーで採用実績の多い、鉛フリーはんだです。

融点がやや低めなので、半田ごてを買い換える事無く有鉛品との置き換えが可能になっています。(TSURF22の鉛フリー版という位置づけになります。)

用途及び使用環境による「はんだの選択」について。

上記はんだの特徴を元に、当社で「用途等によるはんだの選択」をまとめてみました。ご参考になれば幸いです。

●作業性を重視。もしくは、これからはんだ付けを始める方にオススメのはんだ。
半田付け処理がしやすく作業性に優れ、作業温度が低くても使い勝手が良い特徴があります。昔から多く使用されているので、入門用途には最適なはんだになります。幅広い用途に使用するのであれば「0.8Φ」がオススメで、電子工作用途であれば「0.6Φ」がオススメです。
既存の鉛フリーはんだよりも融点がやや低めで使いやすく、半田コテを交換する事無く作業が出来ます。RMA-AAクラスの高信頼性フラックスを採用しており、電子工作用途からケーブル結線用途まで、幅広く使えるのも大きな特徴になっています。

●ケーブル及びコネクター作業に最適なはんだ。
MIL規格(RMAタイプ)のフラックスを採用しているので、実用強度に優れ変質し難い特徴があります。有鉛はんだに近い作業性があり、仕上がりも綺麗です。残渣が焦げにくい特徴があるので、特殊メッキの施された用途にも使用出来ます。細いケーブルや小さいコネクターには「0.6Φ」がオススメで、通常は「0.8Φ」がオススメです。
太目のケーブルや、特殊メッキが施されたプラグやコネクター等に最適な鉛フリーハンダです。オーディオ用に開発された鉛フリーハンダにあたり、ある程度温度の高い半田ごてで作業するのがオススメです。半田が溶けた際の浸透性と張力強度に長けた特徴があります。ロジウムメッキや24K含有メッキを始め、太目のケーブルのハンダ作業にオススメです。

●細かい作業に最適な半田。
細かい作業に適していて、銀を含有する事で「実装後の経年劣化を抑制する」特徴があります。表面実装部品の半田付けや実装面積の少ない部位での使用が最適なハンダです。

●ケーブル作成に特化した半田。
銀と銅の含有率が多く、硬度と導電性能に優れたビンテージハンダです。低フラックス品にもなっているコチラのハンダは、作業性がやや悪いので半田付け作業に慣れている方の使用を推奨します。仕上がり後の硬度が高く、フラックスの残渣が気になる用途に最適なハンダです。


以上が、当社にて取扱の半田の主な特徴になります。含有成分等に関しましては、各製品ページをご参考頂ければ幸いです。また「☆」の付いている製品は「1巻きによる販売」も行っていますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。