ビスパなブログ

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Bispaオリジナルアンプの進捗(9/14)。

2010年09月14日(火) 14時35分

どうもです。ようやく少し涼しくなったので、出かける気になったATLです。

今回は、先週ご報告させて頂きましたBispaオリジナルヘッドホンアンプの進捗状況についてご報告させて頂きます。今週は、主に「内部回路に使われる部品」についてのご紹介になります。

電源SWは、しっかりとして耐久性の高いものが採用になりました。

電源SWですが、ポケットに入れたりポーチに入れたりすると嫌なのが「誤動作による電源のON/OFF」という問題。1週間ほど通勤や外出時にて使用してみたところ、意外と誤動作するケースが少なくなかったです。なので、シャフトが短いタイプのもので操作時のトルクのしっかりしたものを使うことになりました。SWはトグルタイプのもので「DC125V1A」仕様のしっかりとしたタイプを採用しました。また、SWの足は金メッキされているものでSWの足も太くてガッチリとしたものにしました。耐久性にも直ぐれ、ポータブル用途としては十二分なものになっています。

電源部の平滑コンデンサーには「KTを採用」。

次に、回路の安定性と音質の両方の部分を担う重要な場所のコンデンサーですが、コチラに関しては色々と試した結果、当初の予定通り「nichicon KTシリーズ」を採用しました。また、耐圧には結構に余裕を持たせ容量としてはバランスの良い「16V1000uF」を採用する予定です。性能や音質に関わる重要な部分なので、選択できる範囲でベストとなる値をチョイスしました。

電源回路も一工夫。

当初は、専用ICを一つだけ使ってこのヘッドホンアンプのGNDを生成していましたが、これを「オペアンプとバッファICを使ったGND回路」へと変更しました。駆動力に余裕があるので、大きな出力を取り出しても、GNDが揺れずに安定した特性を得る事が出来ます。その効果は音にも上手く反映されているみたいです。

今後の進捗は?

まず、ケースの色です。サンプルとしてコチラに届いたケースは黒でしたが、これをどのような色にするかをこれから決めていく予定です。

次に、ツマミ。現在、Bispaオリジナルのツマミを設計しておりこちらを採用する予定になっています。シンプルかつ使いやすいものと言うことでコチラも期待して下さい。

後は、このヘッドホンアンプの要となる「オペアンプの選定」とそれに伴う定数の調整が残っています。恐らく、この選択に一番時間をとられそうな感じですが、設計の方とこの変は時間の許す限り調整を行っていく予定です。

とりあえず、今週はここまで。これからまた会議がありまして、そこでどういう形にするかという事が決められます。来週には、また新しい情報をご提供できるかと思いますので、楽しみにして下さい。では、今日の所はこの辺で。

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