ビスパのオーディオブログ

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【紹介】aeco ハイエンド 4.4mmプラグ

2024年08月09日(金) 14時34分

概要

本製品は、世界中の多くのメーカーへコネクタ供給を行っているAEC Connectors社のハイエンドオーディオブランド"aeco"のハイエンド4.4mmプラグです。

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電極素材・メッキ処理・独自構造など、ハイエンドオーディオに相応しいこだわりで設計・製造された製品です。

特徴

純銅に匹敵する高い電気伝導率を誇る"テルル銅"を採用

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本製品の電極には、銅純度99%オーバーかつ電気伝導率97%IACS*1の純銅に匹敵する"テルル銅"を採用しています。

一般的なオーディオ用コネクタには真鍮(C3604/Cu:57~61%)、ハイグレードな製品にはベリリウム銅(C17300/Cu≒97%)が用いられることが多い中、本製品に採用されているテルル銅は非常に高い電気伝導率を誇り、電気信号のロスを極限まで低減します。

ニッケルフリー + 超肉厚メッキ

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一般的な金メッキ製品には、ニッケルメッキが下地として施されています。
ニッケルメッキは、金メッキの不良率を低減し、耐久性を向上させるというメリットを持つ反面、プラグを構成する銅合金や金メッキに対して電気抵抗が大きいことや、磁性によるインダクタンスの増加(高い周波数での損失の増加)というデメリットを併せ持ちます。
また、非磁性の高リンタイプのニッケルメッキの場合、磁性のあるニッケルメッキに比べて直流抵抗が大きい場合があります。

本製品では、ニッケル下地メッキを排除し、電気的なデメリットを取り除いています。
また、不良率や耐久性に関しては、メッキ厚を超肉厚にすることで解決を図っています。
4.4mmプラグに用いられる金メッキ厚は0.1~1μ前後ですが、例えば本製品の金メッキ品では10μの厚みとなっており、ポピュラーな4.4mmプラグの10~100倍の厚みとなっています。
※銀メッキは120μ厚

バランス接続のメリットを最大化する独自構造

本製品は、音声信号に用いられる4つの電極(チップ~リング3)の断面積を揃え、特性差を極限まで低減した独自構造を採用しています。
バランス接続では、左右チャンネルの正負(ホットとコールド/+と-)が独立していますが、プラグの構造による各電極の特性差を避けることが難しい場合があります。
本製品では、高度な切削技術を用いることで、各電極の特性差を低減した構造となっています。
また、音声信号に用いられる電極が完全に一体成型となっていることや、シェルと電極が絶縁されていることも損失の極小化や安定性に貢献しています。

*1 : 材料メーカー公称値

Bispaスタッフによる紹介

本製品は、材質の選定や処理方法だけでなく、設計面まで妥協なくこだわったハイエンドコネクタとなっています。
お客様のご要望を基に、メーカー様と共同開発をさせていただいたテルル銅無垢(無メッキ)品"AT4-1812"やロジウムメッキ品"AT4-1812R"は特に人気の製品となっております。

Bispaでは、お気軽にお試しいただけるよう、メーカー定価からの割引を行っております。
また、Bispa製品のプラグアップグレード(特注およびご購入後の変更)も承っております。
製品へのご採用や数量割引だけでなく、はんだ付けをされない場合でも、お気軽にお問合せをいただけましたら幸甚です。

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商品ページ

AT4-1812G
税込単価6930|1個~(※価格は執筆時点のものです)
aeco ハイエンド4.4mmコネクタ 金メッキ/97%IACSテルル銅採用/Niフリー・ダイレクト金メッキ

AT4-1812S
税込単価6930|1個~(※価格は執筆時点のものです)
aeco ハイエンド4.4mmコネクタ 銀メッキ/97%IACSテルル銅採用/Niフリー・ダイレクト銀メッキ

AT4-1812R
税込単価8800|1個~(※価格は執筆時点のものです)
aeco ハイエンド4.4mmコネクタ ロジウムメッキ/97%IACSテルル銅採用/Niフリー・ダイレクトロジウムメッキ

AT4-1812
税込単価5630|1個~(※価格は執筆時点のものです)
aeco ハイエンド4.4mmコネクタ 無メッキ/97%IACSテルル銅採用