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4.4φ中継ジャックについて。

2020年04月21日(火) 11時59分
当社では、トープラ社OEM品の4.4φ5極プラグとして「BSP-J445-Y310G5」と「BSP-J445-Y3J1G4」の2種類をご用意しています。
ボディーの材質が「金属(真鍮)と樹脂(高品質ジュラコン)」の違いがありますが、そのほかに「使用用途によるオススメの使い方」というものが在ります。
今回のブログ記事では、それぞれの製品について詳しく触れてみたいと思います。

金属ボディータイプの「BSP-J445-Y310G5」について。

こちらは、~5φ径の太目のケーブルを使用する事が可能です。また、プラグ自体の重量があり金属製ということで「長い延長ケーブルや変換ケーブル」の用途として、使用するのがオススメになっています。
太目のケーブルを使用する際に、ボディーの自重を金属製にし重くすることで「実使用時においても、ケーブルが泳がず安定」させる事が可能です。但し、重すぎると「ケーブル側に負荷がかかりやすい」という点を考慮し、ボディー長で重さを調整。適合径ケーブルに最適と思われる重量バランスになっています。ボディーが金属製なので、シールド効果も高い点が挙げられます。

また、本ロット(2020年4月20日入荷分)よりネジ部が1mm多い(深い)仕様になり、パネル付けでも使用しやすい仕様になっているのも新たな特徴になっています。

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※寸法及び仕様については「コチラ」をご参照下さい。

樹脂ボディータイプの「BSP-J445-Y3J1G4」について。

こちらは、~4φ径のケーブルを使用する事が可能です。また、プラグ自体が軽く樹脂(高品質ジュラコン)製ということで「短い変換ケーブル」の用途として、使用するのが、特にオススメとなっています。
取り回しを重視し、細いケーブルを使用する際に、ボディーの自重を樹脂製にし軽くすることで「実使用時において、細いケーブルに負荷をかけ難い」という、大きなメリットがあります。また、軽いというメリットは「変換先のプラグや接続先のジャックへの負荷を低減できる」というメリットもあります。コチラは、作業性を重視したボディー長にしてあります。ケースが樹脂性なので、絶縁効果がありDAPへの変換ケーブル製作に向いているという点が挙げられます。

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※寸法及び仕様については「コチラ」をご参照下さい。

まとめ。

ボディーの素材の違いによる使い方を下記のようにまとめました。ご参考になれば幸いです。

■「BSP-J445-Y310G5」

・ケーブルの長い中継ケーブルや変換ケーブルでの使用がオススメ。
・対応ケーブル径が「~5φ」なので、太目のケーブルを使用する事が可能です。
・重量がありますので、ケーブルを長くした場合でも安定します。

■「BSP-J445-Y3J1G4」

・ケーブル長の短い変換ケーブルでの使用がオススメ。
・対応ケーブル径が「~4φ」になっており、内部作業性が良好です。
・軽いので、変換ケーブルとして使用した際に機器ジャックやプラグ側に負荷が掛かり難いです。

今回の記事を参考にして頂き、お客様のニーズにあったものをチョイスして頂ければと思います。
BSP-J445-Y310G5」並びに「BSP-J445-Y3J1G4」を宜しくお願い致します。