ビスパのオーディオブログ

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ドライブモード追加の数量限定モデル「BSP-PHPA-03WS+」のご紹介です。

2019年03月05日(火) 14時41分

ポータブルヘッドホンアンプT「BSP-PHPA-03WS+」になります。

コチラがBispaオリジナルのポータブルヘッドホンアンプ。「BSP-PHPA-03WS+」です。

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「BSP-PHPA-03WS+」は、「BSP-PHPA-03WS」の発売4周年を記念して設計されたモデルで、既存モデルにドライブモードの追加を行った限定モデルとして製作されたヘッドホンアンプです。

近年、主流となっている携帯オーディオプレイヤーやイヤホンの高性能化に伴い、設計及び製造されたヘッドホンアンプで、長きに渡り御好評頂いております「BSP-PHPA-03WS」のベースの良さである「中域と高域の良さ」という部分はそのまま継承し、新たに追加されたドライブモードにより「帯域バランスを始めとした変化と工藤性能の向上」と言う点をお楽しみ頂ける製品なっています。ドライブモードを切り替える事で「BSP-PHPA-03WS」と「BSP-PHPA-03WS+」の両方を楽しむ事が可能で、多くのユーザーの方々のフィードバックを踏まえ、リファインされ開発されています。

「BSP-PHPA-03WS+」は再生環境の持ち味が十分に活きるよう設計されたヘッドホンアンプであり、十分な特性と音質が得られるよう配慮されています。今回の限定モデル化にあたり、現在のポータブル環境を考慮。「小音量時におけるボリューム調整のやりやすさ」に等、御好評頂いている部分はそのままに、多くの接続機器に適した音質を実現するための「ドライブモード」を追加しました。

電源は「単4電池×4本」で動作する為、簡単に扱う事が出来ます。また電気的な特性にも配慮し、たくさんのヘッドホンに対応できるように設計されたヘッドホンアンプになります。

電池アクセスを容易にしたこだわりの設計。

コチラのヘッドホンアンプの最大の特徴は「電池交換式でアクセスを容易にした部分」です。使用する電池は「単4電池×4本」で、ニッケル水素充電池を利用する事が出来ます。(こちらのモデルは充電池を推奨しています。)

電池アクセスを容易にするため、ヘッドホンアンプ背面の化粧ビスおよび背面上部の蓋を外し、天板をスライドさせる方式を採用しています。気になる電池の持ちですが一般的な単4充電池でおよそ「20時間以上使用する事が可能(5mW出力時)」になっています。

回路設計に対するこだわり。

「BSP-BHPA-03WS+」は、単4電池4本で動作させるための様々な工夫を凝らしたヘッドホンアンプです。低い電圧でありながら大型のヘッドホンをドライブさせるのに十分な駆動力を実現した回路形式を採用しています。また、ドライブモードの追加により「高出力を要する接続機器や音質の変化」を行い、汎用性において優れたものになっています。

本アンプは高性能オペアンプを使用した回路になっています。音質の要となりアンプ全体の特性を大きく左右する利得段には、Ti社の高精度ローノイズオペアンプ「OPA1602AID」を採用しています。OPA1602の「ローノイズ・高精度」という特徴はこのアンプにおいて十分に発揮され、低電圧動作においても良好な特性を出す事が可能で、同社「SoundPlus」ブランドの高精度オペアンプにもなっています。駆動力を強化するバッファ段にはAD社の高速オペアンプ「ADA4896-2」を採用しています。「高速・ハイカレント」という特徴は、様々な接続機器をドライブするのに十分な力を発揮します。

アンプ回路で重要なGNDラインでは、「BSP-PHPA-03WS」で御好評を頂いております専用回路を使い、専用バッファICを使ってドライブしています。これにより安定したGND電位を実現しています。専用GND回路により、ドライブ力や安定性を強化することで、回路全体の安定性や特性を向上させ、大きな出力を取り出しても十分な音質を得ることができます。

部品に対するこだわり。

既存の音質に対し、御好評を頂いている旨もあり、「BSP-PHPA-03WS」では「ドライブモードによる音質の変化」という形で、楽しんで頂けるように配慮しています。

電源ラインのコンデンサーは、電源電圧や音色のバランスを考慮した上で「日本ケミコン社の小型大容量固体コンデンサー」や「低Zコンデンサー」等を採用しています。

回路を構成するにあたりなくてはならない抵抗には、過去製品にも採用し色々な所で御好評を頂いているBispaオリジナルの金属皮膜抵抗「LGMFS」シリーズをメインに採用しています。精度誤差が小さく、「電流雑音特性・温度係数・絶縁抵抗値」等の特性が非常に優れています。また、リード足は周波数特性に優れた材質が使われています。

電源スイッチは、余裕がありトルクのしっかりした専用設計SWを採用しています。リード足の材質にも気を使い、しっかりとした信頼性の高いものを採用しています。また、電源の誤動作を防ぐためスイッチの向き等にも気を配りました。

様々な場所で利用する小容量のフィルムコンデンサーには、Panasonic社製「ECPU」を採用しています。使用する場所とそれに見合った材質・品種の使分けを行っています。それぞれを上手く組み合わせることで「音質・性能」の両立が取れる様に配慮しています。

より洗練された出力。

ポータブル環境が「ハイレゾ化、イヤホンがメインの環境」と変化してきているのにあわせて設計された「BSP-PHPA-03WS+」に、音の変化に加え駆動力を増すドライブモードの追加を行いました。

まず、「03WS+」にて新たに追加された「R(Rade)モード」は、特にヘッドホンや高インピーダンス機器に最適なドライブ方式となっており、音質の変化を楽しむ事は勿論、出力を大きく取り出すことが可能な駆動方式にもなっています。

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「03WS」由来の「B(BASIC)モード」は、「イヤホンやヘッドホンを選び難い汎用性の高い」一般的な駆動方式になっています。高能率なイヤホンやポータブル用途のヘッドホン等では、非常に有効な駆動方式になっており、既存製品の落ち味をそのままに、バランス良く様々な機器を駆動できるモードとなっています。

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元々、「ハイレゾ音源の周波数帯域」を意識した設計になっていた「03WS」は、イヤホンでもヘッドホンでも使用できるようなチューニングを施しており、使い勝手は旧来製品と遜色のないものになっています。

仕様について。

本製品は「お気に入りのイヤホンやヘッドホンをより快適に楽しむ」事を前提に作られています。DAPのヘッドホン端子からの出力を高インピーダンスの大型ヘッドホンでも容易にドライブさせる事が可能です。もちろんライン入力機器にも対応していますので、色々なイヤホンやヘッドホンにて利用する事も十分に可能です。

また、インピーダンスの低い小型のヘッドホン及びイヤホンに対応させる為に、ゲイン切替を設けています。(元々、「03WS」では、音量調整を行いやすいように各ゲインモードを低くし、ボリュームカーブを調整しています。)

電気的な仕様及び特性。

おもな仕様

寸法107×72×27mm(最大寸法/VR及びネジ突起部のサイズは含まず)
電源単4電池×4本使用(充電池及び1次電池使用可※)
入力3.5Φステレオミニジャック
入力インピーダンス約10KΩ
出力3.5Φステレオミニジャック
推奨インピーダンスローゲインモード時…8Ω~300Ω(Rモード時)
ハイゲインモード時…8Ω~300Ω(Rモード時)

※電池に関しては、次の仕様のものがご利用頂けます。

充電池…1.2V標準の単4型充電池(ニッケル水素またはニッカド電池推奨)

・原則的にリチウム電池は非推奨となっています。予め御了承下さい。

電気的特性

測定条件

  • 測定機器…Panasonic VP7723-B
  • 電源電圧…DC+5V
  • 基本測定周波数…1KHz(LPF=80KHz)
  • 測定負荷…30Ω(新しい実行負荷値にて算出)

<Bモード>

利得ローゲインモード時
(利得=1倍)
ハイゲインモード時
(利得=5倍)
補足
最大出力60mW+60mW60mW+60mW※THD+N=3%時
THD+N0.0010%以下0.0018%以下※各ch/0.75Vrms出力時
S/N113.5dB103.5dB※JIS-A

<Rモード>

利得ローゲインモード時
(利得=1倍)
ハイゲインモード時
(利得=5倍)
補足
最大出力70mW+70mW70mW+70mW※THD+N=3%時
THD+N0.0012%以下0.0018%以下※各ch/0.75Vrms出力時
S/N113.5dB103.5dB※JIS-A

購入方法について。

現在、下記URLにて販売を開始させて頂いております。

「BSP-PHPA-03WS+」販売ページ

宜しくお願い致します。

最後に。

今後、「BSP-PHPA-03WS」を既にご購入して頂いておりますお客様に対する「バージョンUPサービス」も予定しております。(お問い合わせは「order@bispa.co.jp」まで、宜しくお願い致します。)

当社オリジナルヘッドホンアンプ。「BSP-PHPA-03WS+」を宜しくお願い致します。