ビスパのオーディオブログ

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当社オリジナルDAC「BSP-PDAC-03BD」の紹介です。(2015年11月24日発売予定)

2015年09月18日(金) 19時28分
コチラがBispaオリジナルのポータブルDAC。「BSP-PDAC-03BD」です。

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「BSP-PDAC-03BD」は、S/PDIF規格の光入力のみに対応し、ラインOUTに特化した純粋なポータブルDACです。旧来モデルとの大きな違いは「176.4KHz/24bit」対応になった事で、第2世代AKシリーズのDSDソース(Dopにて出力)を受ける事が可能になりました。

ユーザーの方々の意見を取り入れた、仕様に対するこだわり。

当社ユーザー様からの御要望を多く取り入れフロントパネルにI/Oを集約し、Coxial入力及びOptical入力に特化。出力はユーザーの方々のお気に入りのヘッドホンアンプを組み合わせて御使用いただけるように、純粋なラインOUT出力(約2Vp-p)のみを出力する仕様になっております。

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電源は当社ユーザー様より御要望の多かった単4充電による、交換式を採用しております。また、リアパネルデザインはeイヤホン様に協力していただき、ヘッドホンアンプとは少し異なるデザインを採用させていただいております。画像にある化粧ビスを外し、天板をスライドさせることで電池交換の方が可能な仕様となっております。

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回路設計に対するこだわり。

「BSP-PDAC-03B」は、単4電池4本で動作させるための工夫を色々と凝らしたポータブルDACで、単4重電池4本で十分な性能を発揮できるような様々な工夫が凝らされています。

主要になるデジタル回路部とアナログ回路部の電源ラインには、お互いのノイズ干渉を可能な限り低減させる為、「独立の6系統ライン」の電源回路仕様とさせて頂きました。クロック部に独立で1系統。レシーバー部に2系統。DACチップには3系統の電源ライン構成になっており、それぞれの電源ラインには「ノイズの回り込みを出来るだけ軽減させ、電流の不均衡を抑える」ように、最良のフィルターをそれぞれの電源ラインにて個別設計させて頂きました。電源ラインには「超ローノイズな小型レギュレーターIC」を採用しており、各ポイントに供給される電源のノイズを出来るだけ抑えた回路仕様となっております。

回路構成についてですが、レシーバー部には「WM8804」を採用しており、ジッターを軽減する内部フィルターやクロックのロックを性格に行うといった、業界高水準で非常に高性能なレシーバーチップを採用しました。

DACチップには「PCM5102A」を採用しており、入力サンプリングレートに対し「性能が劣化しにくい」という特色をもったDACップを採用しました。また、消費電力が抑えられたDACチップでもあり、DACチップ固有のフィルターモードの機能も搭載しています。また、こちらのDACチップは「OCL出力」が可能という特色を併せ持ち、カップリングコンデンサーを使用せずに信号出力を行う事が可能となっています。

LPF部は回路から切り離し、ノイズの影響を受けにくくした「独立交換方式」を採用しています。また、LPF部にはより多くの高精度オペアンプが使用でき、DACチップのOCL出力が十分に活かせるように「反転電源回路」を使い電圧の方を生成しています。この電源回路にはさらに、トランジスターを使用したレギュレーション回路を採用しており、高いフィルター性能を併せ持つ電源回路となっています。また、LPFフィルターは「2段式フィルター」を採用しており、初段のフィルターで「出力レベル調整と簡易フィルターとカーブ調整」を行い、2段目のLPFボードで「出力周波数のフィルター及びライン出力に十分なドライブ性能」を実現しています。また、入力されるソースや接続環境に合わせたLPFボードを用意しており、「一般的なDACと同じでハイレゾ再生までを視野に入れたSTANDARDフィルター(LT1469使用)」を採用しています。

Optical入力のTOSLINKには「20Mbps準拠」の高速対応可能なTOSLINKモジュールを採用しています。これにより、入力が難しいとされる「24/192KHz」の再生ソースの入力を可能としています。

部品に対するこだわり。

音声信号が通過する1段目のフィルターには、当社にて多くのお客様よりご好評頂いております「LGMFSAシリーズ」の抵抗を採用しています。

電源ラインに使用するコンデンサーについても、色々と拘っています。それぞれのポイントに合わせて「導電性固体コンデンサー」や「低Z電解コンデンサー」や「音響用電解コンデンサー」を使い分けることで「性能と音質面での向上」を狙っ低増す。

電源スイッチも、余裕がありトルクのしっかりした専用設計SWを採用しています。リード足の材質にも気を使い、しっかりとした信頼性の高いものを採用しています。また、電源の誤動作を防ぐためスイッチの向き等にも気を配りました。

電気的な仕様及び特性。

おもな仕様

寸法107×67×22mm(最大寸法/VR及びネジ突起部のサイズは含まず)
電源単4電池×4本使用(充電池及び1次電池使用可※)
入力角型Optical及びRCA型Coaxial
推奨インピーダンス600Ω以上
出力3.5Φステレオミニジャック(ラインOUT)
※電池に関しては、次の仕様のものがご利用頂けます。
充電池…1.2V標準の単4型充電池

付属品

  • 予備化粧ビス(計2個)
  • 予備JPピン(計2個)

別売りオプション(近日発売予定)

  • BASICフィルター(LME49722使用/「~96KHz/24bit」までの再生に特化したLPF)
  • HI-FREQスリルター(LT1364使用/100KHz以上の再生周波数範囲を可能にしたLPF)

販売店の御紹介。

店舗販売については下記ショップでこちらの商品を取り扱って頂いております。尚、下記販売店様では展示見本機の方もご用意させて頂く予定となっておりますので御試聴して頂くことも可能です。

・FUJIYAエービックデジタルスタイルショップ様
・eイヤホン様

また、上記販売店様のオリジナルモデルも姉妹機として販売されています。

バージョンUPについて。

過去に発売された、下記3モデルに付きましては、有償にて「176.4KHz/24bit対応」のバージョンUPを行う事が可能です。(11月中旬頃より受付開始。金額は「5000円+税」の予定です。)
  • 「BSP-PDAC-03B(Bispaオリジナルモデル)」
  • 「BSP-PDAC-03E(eイヤホンオリジナルモデル/店頭でも対応可能の予定)」
  • 「BSP-PDAC-03F(FUJIYAエービックモデル)」
以上です。

最後に。(New!)

製品に対する保証ですが、ご購入いただいてから1年間の無償保証期間を設けさせて頂いています。(但し、同封されている「保証サービスについてのご案内」に書かれている保証規定に準じます。予めご了承下さい。)

当社モデル「BSP-PDAC-03B」の正式な発売は「2015年11月24日」を予定しております。尚、こちらのDACは当社Webページでも発売を開始させていただく予定です。

当社オリジナルポータブルDAC。「BSP-PDAC-03BD」を宜しくお願い致します。